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2014年4月25日 (金)

ぼっち

大人になってできた 知り合いに

「わっ私、小中学校のとき根暗で友達いなくて…てへへ」

と白状すると、かなりの高確率で

 

「あ〜。何かわかるわ〜。そんな雰囲気するわ!」

 

と返事が返ってきます。

(;-ω-)ノ おいっ。

そこは嘘でも

 

「ええーっ!?こんなに明るいふなママさんが!?ウソ信じられない 意っ外〜!」

 

とか言うてくれっ。

ヽ(;´3`)ノ

 

私、そんなに「ぼっち」※ の匂いするんかなァ (゚ー゚;

(※ぼっち=ひとりぼっち。クラスでどのグループにも入れず、ポツンと1人でいる女の子のこと。)

 

Image

○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*

ええ、そうですよ。

わたしゃ「ぼっち」でしたよ。

(もしかしたら現在進行形でも「ぼっち」かも知れん)

  

◆極度の人見知りな上

◆テンション低い。

◆なんか挙動不審。

 

とにかく「絡みづらい」人間。だったと思います。

(あまりに哀れすぎたのか、イジメにはあいませんでした)

 

かといって、全く友達がいなかった訳ではなく

何人か親しい人はいました。

けれどクラス替え、転校とかすると

クラスぼっち。

 

まー、これ 美人shine だったら

マンガに出てくるような「孤独な少女」

美味しいポジションなんでしょうけどもねー。

 

◆ニキビ面

◆出っ歯、

◆前髪がチリチリ天然パーマ

◆鼻の下のうぶ毛が濃ゆい

 

モブよりヒドイ…

(ノ_-。)

 

○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*

とまあ、そんな訳でワタクシ

救いようのない「ぼっち」生活

を送っていた訳ですが

 

ある日のこと。

 

キーン、コーン、カーン、コーン ♪

下校の時間になって、下駄箱で靴を履きかえていると、

出倉(いずくら)さんという、クラスメイトの女の子が

 

「舟津さん、一緒に帰らへん?」

 

と、誘ってくれたことがありました。

 

えーーーーっ!!!

クラスの女の子に

 

話しかけてもらえるなんて!!

Image

(「ぼっち」の子は、クラスメイトと話を交わすことが、すごく奇跡なので、超!浮き足立ちます。普通でいうところの、意中の男子と話を交わせた。レベルの興奮ぶりです。)

 

きっと りぼん(懐かしい雑誌だね)の占いは、おひつじ座がダントツ一位に違いない!

 

同級生に「一緒に帰ろ」と誘われただけで

こんなハッピーなこと この上ないのに

 

しかも!

お相手は!

 

クラスの優等生 

ぢゃないかーーー!!?

 

.。.:**:.。出倉さん..。.:**:.。

国民的美少女 のような顔立ち

その外見を上回る 性格の良さが評判。

大人しいながらも、人の好き嫌いなく

誰とも話せる。

.。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.

 

うぉぉぉーーー!

赤飯だ!赤飯を炊かなければ!!!

赤飯、ごま塩も忘れずに でっせ!

 

という心の中の暴れ馬 必死で隠しつつ

「う、うん。」

 

と、私達は一緒に帰ることにしました。

 

しかしっ。

よく考えてみたら私、

 

人と喋るの超 苦手だった…

 

家の 別れ道まで15分ちょっとか…

 

◆沈黙→気まずい

◆相槌だけ→相手につまらない思いをさせる

◆頑張って喋る→緊張が 向こうに伝わり 余計な気を遣わせる

 

どうしよう、どうしよう…

嬉しさと脂汗の入り混じった、奇妙な 興奮状態で、てくてく歩く。

 

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜ 

で、実際の帰り道は、こんな感じでした。

 

出「なあ、舟津さん。舟津さんて あだ名ある?」

サクッと会話に入る出倉さん。

 

私「ええと。普通にフナツさんか、ふなっさんて言う人もおるけど…」

つまんない答えで、申し訳ない。

 

出「ふなっさんかー!それ呼びやすいわ〜、私も ふなっさん て呼んでいい!?」

意外と食いついてくれたー!

 

私「ぁ、うん。」

からのー。そこから話を展開できない…

 

出「なんか私らさぁ、苗字が変わってるやん。ハンコとか普通のん売ってなくない?」

私ら 言うてくれたー!

 

私「う…ウチは、船っていう漢字のはあんねっけど、舟…」

噛むな!噛むな!

 

出「あ~、ハとロの無い『舟』のほうやろ!? 私もそれ珍しい思ててん! 」

(略)

 

このコ…すごく話し上手&聞き上手だ

 

こちらが、どんなに挙動っても変な顔をしないし、

自分から話題を上げて、でもワンマンにならずに

さりげなく、こちらの喋る機会を設けてくれる。

私が、言葉に詰まったら 助け舟を出してくれて…

しかも、それが計算とかじゃなくて 天然ぽいし。

 

こりゃ〜 クラスの人気者 にもなるわいな。

 

「校長先生の頭が 輝かしくて(笑)」

別れ道に到達する頃、私はギャグをとばすまでに スキルアップしていました。

 

それにしても何故、プリンセス出倉が、こんなヨゴレな私を 誘ってくれたのだろう。

も、もしかして 前々から 私と喋ってみたかったのカナ…

こう見えて、本当は面白いコだし 私。うぷぷ。

;:゙;`(゚∀゚)`;:゙

 

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

そして、とうとう分かれ道までやってきました。

もうサヨナラかあ、あっという間だったなあ~。

ここで…

  

ここで「バイバイ」って言わなきゃいけないんだ。よね…

それとも…

恥ずかしいけど、正直な気持ちで「ありがとう」って…

 

迷っていると、出倉さんのほうから

 

「舟津さん、ありがとー(^-^)/」

走り振り向きながら 言ってくれました。

 

「う、うんっ!ありがとう!!!」

最初から最後まで、私の言葉 を引き出してくれた

出倉さん…!

 

しかし。

そのあと出倉さんは、続けて

 

「一人で帰ってたら『友達おらへん根暗なコ』って思われるとこやったわー。ありがとう助かったわー(^-^)/」

  

 

 

 
……悪意ひとつない笑顔 と、

素直な黒い髪を 揺らして走っていく

出倉さんの姿 を眺めながら

 

ただただ、私は

仏像のような 手のポーズ を取りながら

アルカイックスマイル を浮かべることしか

できませんでした…

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...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。

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