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2013年7月19日 (金)

鬱のせえるすまん 第2話

前回のつづきです。

 

はじめての方は「鬱のせえるすまん~第1話~」からどうぞ(・ω・)/

 

 

 

◆前回のあらすじ◆

 

昨日、突如ふなママ家に現れたユーウツ商会のセールスマン。ナノックス3パックとリンスのいらないメリットに釣られたふなママは、憂鬱パワーを注入されて・・・?

 

 

<鬱のせえるすまん 第2話

 

~躁快のセールスマンがやってきた〜

 

 

 

ふな「ふうっ。昨日はエラい目にあった…

 

ていうか体だる!なんなん!?

ユーウツ商会て、憂鬱パワーてなんなん!?

 

まあ律儀に ナノックス詰め替え3パック&リンスのいらないメリット 置いてったからいいけど。

でも次来たら、ぜったい追い返す!追い返す!」

 

 

 

 

 

ぴんぽーん♪(インターホンの音)

 

 

 

ふな「はいどなた」

 

 

 

若い訪問者「ちわ~。

うちソーカイ商事って言いますー。

このへん順番に まわらせてもらってるんでー。」

 

 

 

ふな(またこれかっ!

最近はこのテの詐欺が 頻発してるのかΣ(-᷅_-᷄๑)

悪いな小僧。

あいにく我が家は洗剤には事足りている。

とっとと帰れ!)

 

 

 

若い訪問者「えーっと

”躁快パワー”

っていうサービスなんですけどー。

パンフレットだけ〠に入れさしてもらうっスねー」

 

 

 

ふな「ん?

ソウカイパワー??

今、ソウカイパワーって言ったよね!?」

 

 

 

若い訪問者「あ、はい。そうっスけど」

 

 

 

ふな「爽快パワーの爽快って、

颯爽の『爽』に

快感の『快』だよね!?」

 

 

 

若い訪問者「微妙に違いますけど

躁状態の『躁』に

新快速の『快』っスね」

 

 

 

ふな「躁!快?!

憂鬱パワーの逆、テンション アゲアゲ版じゃない?

 

ちょっ、ちょっと待って!

すぐ玄関開けるから待ってて!!」

 

 

 

ガチャリ

 

 

 

ふな「ちょっと散らかってますけど、

とりあえずさあさ。あがって下さい」

 

 

 

若い訪問者「お、お邪魔しまー・・・うっわっ」

 

 

 

ふな「家の外観と、部屋の散らかり様のギャップがハンパねえ。

って、思ったんでしょ」

 

 

 

若い訪問者「奥さん、読心術スゴいっすね。

じゃあウチのこの装置の説明なんスけど・・・」

 

 

 

ふな「はいはい、

β-γ帯域におけるオーウェンンバッハ効果を利用してセロトニン阻害に優位なアルファロメオ線源をピコサイズ搭載した◯※△×……

 

要するに!

 

躁快をもたらしてくれる機械なんでしょ?」

 

 

 

若い訪問者「奥さん、フツーにスゴいっすね。

すでにウチの装置いらないんじゃないっスか?」

 

 

 

ふな「とにかく試してみてよ(^^)

ポチっとな!って言うんでしょ?

しゅびびーん しゅびびーん

とか鳴るんでしょ。」

 

 

 

若い訪問者「いや、そんなん言いませんし

鳴らないです」

 

 

ふなママ「スベったか… 」

 

 

 

*照射終了*

(タブレット画面にそう表示される)

 

 

 

若い訪問者「これで完了っス」

 

 

 

ふな「おおーっ!

力がみなぎってきた!

予想どおりじゃん!

オラ、わくわくしてきたぞ!!!」

 

 

 

若い訪問者「で、えーっとお。

お支払い方法についてなんですけどー」

 

 

 

ふな「わかってるわかってる。

お金は一切いらないんでしょ。

ココロの口座から引き落としなんでしょ。

 

『ドーン!』とか言っちゃっていいのよ。遠慮しないで」

 

 

 

若い訪問者「んー、おおまかにそうなんですけど。

僕、平成生まれなんで

昭和アニメとか正直よくわかんないです」

 

ふな「またスベったし…」

 

 

 

ふな「ともかく僕ちゃん。

躁快パワーありがとね♪

 

おおお早速元気でてきた!

何でも出来る気がする!

 

大掃除に部屋の模様替えしよっと♪ 

庭にウッドデッキつくろうかな~。

 

あ、それと僕。

洗剤のオマケとかあったら玄関口においといてー♪」

 

 

 

若い訪問者「いや、ウチはそんなんしてないです。

新聞屋じゃないんで」

 

 

 

 

 

◆かくして、躁快パワーを手に入れたふなママは、溢れる力のおもむくままに、昼夜休むことなく好きなことを好きなだけ堪能する日々が続くのであった・・・

 

 

 

3話につづく

 

 

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